減塩を無理なく続けるためのポイントをご紹介させていただきます。
また、献立での減塩のくふうは、主菜は味をしっかりめにつけて、副菜は下記のような調理工夫や味付けをしないで食べられる食材(トマトやを使うなどして塩分を控えるといった、味にメリハリをつけるのもおすすめです。
すべての味付けを薄くしてしまいますと食事が楽しめなくなったり、ご飯が進まなかったりといったことがあるかと存じますので、メリハリをつけて無理なく減塩していただけたら幸いです。
|point1:酸味をきかせる
「酸味」には、塩味を引き立てる働きがあります。 味付けにお酢やレモンなどの柑橘類を使うと、少ない塩分でも味が際立ち、おいしく感じられます。
- レシピ例
|point2:香辛料をきかせる
カレー粉やこしょう、山椒などの香辛料は、辛みや独特な風味があり、料理の味を深めます。
薄味でも満足感を得ることができます。
- レシピ例
|point3:香味野菜を使う
ねぎやしょうが、にんにくなどの香味野菜や、パセリやタイムなどのハーブを、料理に取り入れてみましょう。
特有の香りで料理のおいしさを引き立てます。
- レシピ例
|point4:だしや食材のうま味を塩分代わりに
昆布や煮干しなどでとるだしは、調味料代わりになります。
また、トマトやきのこなどの食材はうま味がつよく、減塩の食事の必需品です。
- レシピ例
|point5:新鮮・旬の食材を使う
新鮮な食材や旬の食材は、素材そのもののうま味や風味が強いため、料理にメリハリがつきます。
味が薄くても満足感が得られやすいです。
|point6:香ばしさで物足りなさをカバー
野菜や肉、魚を、グリルや網で焼き、焼き目をつけていただくのもおすすめです。 焼き目の香ばしさによって、薄味のもの足りなさをカバーできます。
- レシピ例