糖尿病(2型)をお選びの方からよくあるご質問をご紹介します。
Q1.どんな理由でレシピがおすすめされているの?
ガイドライン(診療指針)で積極的に取るように推奨されている、血糖コントロールに有効な食材を多く含むレシピを優先的に表示をしています。反対に、量に注意が必要な食材は表示されにくくなっています。
▼ 優先して表示される食材
- 「血糖コントロールのために」 不足しがちな食物繊維を取れる食材
きのこ 海藻 野菜 麦ごはんなどの未精製穀類
- 「動脈硬化の予防のために」不飽和脂肪酸を含む食材
青魚 大豆・大豆製品
- 「減塩のために」塩分が少ないレシピをおいしくする食材
生姜やにんにくなどの、香味野菜
▼ 推奨しない食材(量によっては食べられます)
- サイダーやコーラなど、砂糖が多く含まれる飲み物
- ジャムや果物の缶詰など、砂糖が多く含まれる加工品
Q2.医師より減塩を指示されています。塩分の栄養基準を超えてしまうレシピは食べてはいけないのですか?
塩分も含め栄養価の目標は重要ですが、毎食、必ず達成しないといけないものではありません。少しオーバーしてしまった時も、前後の食事で調整していただければ大丈夫です。長期的に健康管理を続けられるようにすることが大切です。
▼ 糖尿病の食事に対するおいしい健康の考え方
おいしい健康では、ガイドライン(診療指針)で指示される基準を元に、性別や身長、体重などを考慮して個別に栄養価の設計をしています。医師の栄養指示を受けている方は、その指示を登録することもできます。
糖尿病の食事では食べてはいけない食材はありませんが、注意が必要な食材があります。そのような食材は、量と頻度に配慮が必要なため、積極的におすすめしないようにしていますが、検索などでは探すことができます。