おいしい健康管理栄養士から、「糖尿病2型」についてご説明します。
Q.糖尿病ってどんな病気?
糖尿病とは、血糖値が高い状態が慢性的に続く病気のことです。
膵臓で作られるインスリンの分泌量が不足したり、働きが悪くなることで血液中のグルコース(ブドウ糖)量が増えてしまいます。
この状態が続くと、腎症や網膜症、神経障害や動脈硬化などの深刻な合併症が起こる場合があります。
そのため、合併症を起こさないように食事療法・運動療法・薬などの治療をし、血糖値をコントロールする必要があります。
Q.どんな食事が必要なの?
糖尿病の食事のポイントは大きく分けて4つになります。
① 適正エネルギーを守る
自分の適正エネルギーを守ることで、血糖値の上昇を抑えるだけでなく、肥満の解消や合併症の進行を抑えることができます。医師の指示エネルギーを目安に食事をしましょう。
② 栄養素のバランス考えた食事を摂る
糖尿病の食事は長期的に継続して行う必要があり、無理なく継続できる食事のバランスにしていきます。毎回の食事をできるだけ「主食+主菜+副菜」の組み合わせにしましょう。
③ 1日3食を規則正しい時間に食べる
1日3食の食事時間を決めて食事をするようにしましょう。食事の間隔を5〜6時間を目安にすると、食べ過ぎ防止や血糖値を安定させるだけでなく、インスリンを分泌する膵臓の負担を軽減します。
夕食を摂り終える目安は、寝る3時間ほど前まで。遅い時間の食事は避けて、朝ごはんをしっかり食べましょう。
④ 食事にはゆっくり時間をかける、野菜から食べ始める
ゆっくり食べることで、血糖値の急上昇を抑えるほか、20分以上かけてゆっくり良く噛んで食べることで、満腹感が得られ食べ過ぎを防ぎます。また、食事は野菜から食べ始めることで血糖値の急上昇を防ぐことがわかっています。
⑤ 塩分は控えめに
高血圧を招き、合併症のリスクも高まるため、塩分の摂りすぎは気をつけましょう。
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▼病気と食事のきほん
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