電子レンジを使用した加熱では食品を内部(中心)から温められることから、急激な温度変化が起こるため、発火や爆発などが生じる可能性があります。
ご使用の際は電子レンジの取り扱い説明書をよく読み、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
※加熱後、容器が熱くなります。火傷に注意して取り出してください。
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【使用容器】
下記をご使用いただくとともに、電子レンジで加熱をする際は、必ず電子レンジ対応の耐熱性の容器やガラス製の容器を使用してください。
※電子レンジ未対応の製品の使用は避けてください。
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【ラップのかけ方】
ラップをする際は、ふんわりとかけていただくようお願いいたします。
- ◯:ふんわりとかける
※ ラップにふんわりとたるみができるように器にのせた後、ラップの端と器がぴったり密着するように手で押さえます。
- ✕:ぴったりとする ※空気が膨張し、破裂する恐れがあります。
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【卵の加熱】
卵は一部に強い圧力がかかり、破裂する場合があります。
ゆで卵の電子レンジ加熱は避けていただき、生卵の場合は基本的には溶きほぐしたもののみをご使用ください。
※目玉焼きを電子レンジで作成するレシピがございますが、
https://oishi-kenko.com/recipes/9733
- 黄身にフォークや竹串などを使用して、穴を複数あける。
- 様子を見ながら加熱する
上記2点に気をつけながらの調理をお願いいたします。
※試作を重ね、破裂の可能性が低いレシピのみを掲載しておりますが、お使いの機器により加熱状態が変わりますので、安全に配慮したうえで調理をお願いいたします。
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【皮や殻、膜のある食品の加熱】
皮や殻が破裂する可能性があります。
オクラ、ししゃも、いか、ウインナー、たらこ、ぎんなんなど、
皮や殻、膜のある食品は加熱時に爆発する恐れがあるため、切れ目や割れ目を入れて加熱してください。
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【水分の少ない食材の加熱】
にんにく、さつまいも、にんじんなど、水分の少ない食材を加熱しすぎると、焦げたり、かたくなってしまうことがあります。
- 水を振りかけてから加熱をする。
- 長時間の加熱は避ける。
- 小さく切って、火の通りをよくする。
などの工夫をお願いいたします。
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【バターや油などの油脂類の加熱】
油脂分を加熱しすぎると飛び散る可能性があります。
加熱をする際は、低めのワット数で様子をみながら少しずつ加熱をし、加熱のし過ぎには気をつけてください。
また、バターや油などの油脂分は、長時間加熱することにより発火する恐れがあります。
油単体での加熱は避けていただきたいですが、少量の場合は、様子を見ながら少しずつ加熱してください。
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【肉の加熱】
ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。
レシピの記載時間を目安とし、様子を見ながら火が通るまで、加熱時間を調整してください。
- 鶏ささ身
破裂する恐れがあるため、必ず筋を取ってから加熱してください。
- 鶏むね肉、鶏ささ身
塊のまま加熱すると破裂し、大きな音がする場合があります。
数回に分けて加熱するなどの工夫をしてください。
- 鶏ハムなどを作る場合
ラップに包んで加熱する際、きつく締めすぎるとラップが破裂する恐れがあります。
きつく巻かず、蒸気の逃げ道を作りましょう。
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【飲み物の加熱】
牛乳や調味料などを加熱しすぎると、突沸現象が起こり、火傷の恐れがあります。
加熱をする際は大きめの耐熱ボウル(または、耐熱性のマグカップなど)を使用し、加熱後すぐに取り出さずに庫内で少し冷ましてから取り出すなどして十分ご注意ください。
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【長時間の加熱】
一度に長時間加熱すると食材やラップが破裂する恐れがあります。
※食材によって「長時間」の定義は異なります。
- ラップはふんわりとかける。
- 様子を見ながら加熱する。
上記を気をつけていただくようお願いいたします。
また、一度取り出して蒸気を逃がしたり、全体を混ぜ合わせて再度加熱したりするなどの工夫をしてください。
長時間加熱した場合、取り出す際に急に溢れたり爆発したりする可能性があります。
すぐに取り出さず、庫内で30秒~1分ほどおいてから取り出すようにしましょう。
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