妊娠中(初期)をお選びの方からよくあるご質問をご紹介します。
Q1.どんな理由でレシピがおすすめされているの?
妊娠中に不足しがちな鉄分や葉酸を多く含むレシピ、つわりの方に人気があるさっぱりとしたレシピ、便秘対策に食物繊維を多く含むレシピなどをおすすめしています。
ガイドライン(診療指針)や厚生労働省が策定する「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」などを参考にレシピ提案しています。
▼ 優先して表示されるレシピ
- 「つわりの時にも食べられるように」さっぱりレシピ
食べ物の匂いが気にならない冷たいメニュー、果物を使ったデザート
- 「便秘や体重管理のために」食物繊維を摂れるレシピ
きのこ/海藻/野菜/麦ご飯などの全粒粉穀物を使ったレシピ
▼ 表示されないレシピ
-
ビタミンAが1000μg以上を超えるレシピ
妊娠初期のビタミンAの過剰摂取は胎児への影響が懸念されているため、妊娠初期ではビタミンAが多めのレシピは表示されないようになっています。
- リステリア食中毒の可能性がある食品が使われたレシピ
食品例:ナチュラルチーズ、生ハム、ドライソーセージ、生ソーセージ、ビーフジャーキー
※ 材料にチーズが出てくる場合は、お使いの商品の食品表示「種類別」を確認し、ナチュラルチーズの場合はよく加熱してお召し上がりください。リステリアは加熱により死滅するので、加熱して食べることも予防対策の一つです。
-
火を通さないで食べる肉のレシピ
レアなステーキやユッケなど、生肉のメニューは感染症予防の観点から表示していません。
Q2.生の魚が表示されていますが、問題ないのでしょうか?
妊産婦の食生活指針では生魚は禁止されておらず、おいしい健康では多様な栄養摂取の観点から「表示をしないレシピ」に指定していません。しかしながら、個人差も大きいため「生の魚は控えるように」と医師より指示がある場合やお腹を壊しやすい方、心配な方はレシピを避けていただければと思います。
Q3.マグロなどの大型の魚は食べても大丈夫?
魚は良質な油であるDHAやEPAを多く含み、健康な食生活を営む上で欠かせない食材です。しかし、大型の魚は食物連鎖により水銀がとり込まれており、お腹の赤ちゃんに影響を与えることがこれまでの研究で指摘されています。
厚生労働省より、食べる量と頻度について注意喚起されている魚については、積極的におすすめしないようにしていますが、食べてはいけないわけではなく、重要な栄養も含む場合も多いため、表示を禁止していません。